久しぶりの投稿で選挙ネタ・・・

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ども。まっくんです。

めちゃくちゃ久しぶりの投稿です。仕事もプライベートもそこそこ忙しかったのは事実だけど、結局は本人さんのやる気の問題。すみません。

で、久しぶりの投稿でなぜ選挙!?っていう声が聞こえて来そうですが、私は憂いているのです。最近の投票率の低さに。

かくゆう私も、親父に選挙は必ず行けと言われていたが、その意味が最初はわからなかったクチである。だが大学、社会人を経験して、今はその意味が非常によくわかる。

ということで、ちょうど統一地方選もやってますし、大学でとりあえず政治を勉強した人間として、特に若い人に読んでもらいたい。

選挙に行けない人

ちなみに国政選挙の現在の投票率は50%強。年代別だと20代は30%強、30代が45%くらい、10代は40%くらいとなっていて、概ね年代が上がるほど投票率は上がっていく。

参照:総務省HP

では、なんで若い世代は行かないのか。いや、そもそも行きたくても行けない人がいるのではないかと思う。投票の案内って住民票に基づいて発送されるけど、学生や若手社会人って住民票異動させてない人が多いのではないかと思う。だってめんどくさいもんね。手続きが。住民票変えたら免許証も銀行もあらゆるものを変えなきゃならないのはめんどくさ過ぎると思う。まぁ法律的には異動をしないといけないのだけれども、そこらへんもっと柔軟な制度に変えて欲しいものである。住民票の住所に家族が住んでるなら変えなくてOK的な。そして投票も遠隔地でもできるようにすれば、冒頭の投票に行きたくても行けない人の投票率は上がるのではないかと。その意味で不在者投票が私用でも認められたことは良いことだが、住民票の問題を解決しない理由はなぜだろう?投票率が簡単に上がると思うのだが。。。与党にとって不利もしくは無益だからか。。。まぁそれでもできるだけ選挙は行った方が良いと思う。その理由は続きを読んで欲しい。

選挙に行かない人

投票に行かない人が思ってることって、多分、選挙って意味あるの??どうせ一票投票しても結果変わらないじゃん。言ってることよくわからないし、めんどくさいし。どうせ○○党が勝つんでしょ。って意見がほとんどじゃないかと。

よく理解できる。ごもっとも。でも考えて欲しい。選挙や投票率がみんなの一票の積み重ねであることを。そこで、一つの例えとして、もしみんなの投票意欲がなくなってしまったらどうなるかを考えてみたい。

選挙とかどうでもよくね?ってみんなが思ったら・・・

もし有権者のほとんどが上記の様な考えを持つようになって投票に行かなくなったとしたら、投票率は下がるのだがゼロにはならない。なぜなら支持政党や支持する候補者がある人だけが投票するようになるからだ。その場合、おそらく国内最大の支持基盤を持つ党が圧勝となり、もしかしたら選挙制度を変えて一党独裁を行うかもしれない。そうなれば、もはや言論統制だけでなく、圧政だって簡単にできるようになるので、今更反論してももはや手遅れである。手遅れどころか死刑になるのではないかと。最近スーダンで軍によるクーデターが起こったが、大統領が30年も実権を握り、虐殺とかをやっていたそうだが、これと同じ状態になる可能性があるのである。あっ、北朝鮮も同じだ。

極端な例だが、果たしてみなさんはこの状況に耐えられるだろうか。私は無理です。

もう一つ。結構リアルな例

先ほど年代別の投票率に触れたが、年代が上がるにつれて投票率が上がっている(70代はおそらく健康面での問題で投票に行けない人が多いと思われる)。そこで考えて欲しい。仮に、あなたが総理大臣になったとして、もうすぐ選挙がある時に何をしたら選挙に勝てるかを。そう、この投票率の高い世代と政治資金をくれるところの要望に答えた政策を行えば良いのである。その最たるものが医療保険制度や年金制度ではないかと。日本の医療保険制度は世界トップクラスだと思うが、サラリーマン世代には厳しいとも思う。その理由はこの記事の趣旨から外れるので書かないけど、お年寄りに優しい制度を作れば、もちろんお年寄りはそっちに投票するので票が稼げるのである。まぁ実際そうしてるんだけどね。政治家も人間だし。

なので、若者全員が投票に行くようになったら政策も変わる可能性がある。税金だって変わるかもしれない。生活が苦しいと思う人はまず投票に行くことから始めよう。そして今生活が苦しくない人でも、自分の将来のことを考えて投票に行くことをオススメする。そうすれば政策も変わるし、いざという時に若者の投票率が大いに役に立つと思う。

長々書いたが、これが投票に行く意味である。政治家の言ってることよくわからないし、めんどくさいし、どうせ○○党が勝つかもしれないが、みなさんの一票の積み重ねが、みなさんの生活を変える可能性があることを頭の片隅に入れておいて欲しい。

誰に投票すれば良いかわからない

めっちゃわかる。その気持ち。演説聞いてる暇もないし、言ってることイミフ。政策とかよくわからないし、って人多いと思う。私も、あんたに投票して俺らにどんなメリットあんのよ?ってよく思ってた。正直、アピールの仕方が下手何だろうな〜って思う。でも投票は行っておきたいって気持ちになったらこんな基準で選んでみよう。

  • 選挙カーが来てた、街頭演説やってた
  • 写真や握手に応じてくれた
  • なんかのイベントで見た

これって地味に重要で、候補者からしたら「あなたの地域の票が重要です」って言ってるようなもの。つまりみなさんの声を拾ってくれる可能性があるわけなので、その人が議員になればそれこそメリットあり。逆に来ない人は興味がない証拠なので入れなくて良いかと。前に国会議員が小さな地域の夏祭りにこっそり来て、来賓挨拶抜きに握手して周ってたのは非常に好感が持てました。

それでも決められない人は・・・

  • 顔の好みで投票する

全然いいと思う。顔で決めるな、って言う候補者は、心に刺さる政策を出すとか、さっき言ったアピールをするとかして票を集めてくれと思う。

できる限り選挙に行こう

言われてみれば、選挙に行く意味なんてちゃんと教えてもらったことがない気がする。学校では投票権は国民の権利です、としか聞いてないような。

政治は政治家のものではありません。政治家は国民に政策の問題点を伝え、それに対する国民の声を国会に持っていくのが仕事です。なので外交問題も法律も医療保険制度も税金も、全て国民が決めることであり、みなさん一人ひとりにその結果が返ってきます。なので、政治や制度の不平不満を言うのであれば、まずはとにかく選挙に行って投票をしてくることをオススメします。

おまけ

最近のことについて個人的な見解を少しだけ。今の与党は、賃金や労働時間などの働き方改革や子育て支援を積極的に取り組んでいます。まぁ実際問題として取り組まなくてはならない課題だったのかもしれませんが、選挙の観点で言うと、与党としては、この課題に取り組まなかった場合に、現役世代の票が野党に流れることを恐れていたを意味しているかと。つまり、取り組みを行わずに参院選(2019年7月)を迎えた場合、もし野党がこれらの取り組みを具体的にモーレツにアピールできれば与党大敗も可能性としてはあったかもしれません。まだわかりませんが。

ってことで、ブログテーマと全く関係ないし、真面目な話を不真面目に書いてしまったが、これで一票でも投票が上がれば幸いです。

次回は新入社員に送る言葉でも書こう。