証券マンの言うことを信じてはいけない!?
こんにちは。マークjrです。
「この営業マンの言うことを信じてよいのだろうか・・・」
そんなことを思った方は多いのではないでしょうか。今日はそんな営業マンの言う相場感を信じて良いのか悪いのか、私の経験を基に検証していきます。
あ、ちなみにこの話は、相場が絡んでくる株や外国債券、投資信託に関して言えることです。国内企業の社債や国債はあまり相場関係ないです。
「儲けてもらいたい」という気持ちはホントだが・・・
私も昔、営業していてお客さんに損をしてもらおう、と思って営業したことは一度もありません。これはいける!と思った商品しか提案してきませんでした。
が、しかし、
「ぶっちゃけ上がると思えませんが、儲かる可能性もゼロではないので、すみませんがお付き合いください」
とお願いして商品を買ってもらったことがあります。ウソはつきたくないと思った結果、お願い営業になってしまったという、嫌な思い出ですね。
一方で、同じ状況でも、
「上がると思うので、やりましょう!(ホントは下がると思うけど・・・)」
というウソをつく営業マンがいます。そのせいで証券マンはウソつきと言われる所以なのですが。。。(なお、このウソは所詮、営業マンの予測であり、投資判断が顧客に委ねられている以上、「絶対上がる」といった断定的な言葉を使わない限りは法律違反ではありません。)
相場に詳しい方なら「こいつ何言ってるんだ」と思って提案を拒否すると思いますが、なんとなく投資をやっている方がこのウソを見破るのは難しいと思います。
なので、自分が予め持っていた相場観と一致した時だけ提案は受けるようにしましょう。説得されて考え方を変えると「だまされた!」と思ってしまいますので。
株や為替の経験があるかどうか聞くべし
これは資産運用に詳しくない方に実践して欲しいです。
あくまで肌感ですが、営業マンのおそらく9割以上は投資素人です。会社の持ち株以外で自分で投資をやったことはないと思います。営業マン自身は金商法の関係で取引が難しいというのもありますが、投資に興味があれば私のように学生時代にやってます。
なので負けたときに身銭が減る痛みを知りません。(知らないから何でも提案できるのかもしれないが・・・)この痛みを知っている営業マンなら、最初っから値上がり望めないような商品は提案してきません。
なので、投資経験のない営業マンが相場の話をしても個人的には信用できません。商品のご案内と注文の取次だけやってもらいましょう。
なお、証券マンは株のプロのように見えますがプロではありません。世の中の経済情勢をネタにして商品を売るプロです。本当の株のプロは投資だけで食べていける人たちのことです。
そういえば、営業時代にApple(AAPL←チャートが開きます)を散々勧めていましたが、誰も買ってくれませんでした。今なら10倍以上になっていたのに。。。さすがにここまで上昇するとは当時思いませんでしたが。
結論:信じなくてよい
というわけで、「証券マンの言うことを信じて良いのか悪いのか」の結論としては、「信じなくてよい」と言えるでしょう。やはり投資をやるのであれば、自分の目を養うしかないと思います。たまに投資経験もあって、相場感もしっかり持っている営業マンもいますが、しっかり議論を戦わせて納得してから買うようにしましょう。
また、一人で全ての銘柄、商品に気を配ることは難しいと思うので、証券マンにいくつか探させて、それを自分なりに検証していく方法も良いと思います。それであればネット証券で十分可能ですが、対面の営業マンとお付き合いすることにもそれなりにメリットはあるので、こちらを参考にしてみてください。
投資の勉強方法は千差万別ですが、そのうち紹介できればと思います。
あ、ちなみにですが、よく知らないマイナーな会社を語って、未公開株が特別に買えますという営業が来ても絶対に信じないでくださいね。儲かるビジネスだけど資金が欲しいという経営者ならVC(ベンチャーキャピタル)に出資をお願いするはずです。それは投資詐欺ですのでお気をつけて。
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